YAMANA Lab.

東京理科大学 工学部第二部建築学科 山名善之研究室

インドの近代建築の歩き方 ~チャンディーガル編~

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インドの近代建築で、今回はついにル・コルビュジエとチャンディーガルを紹介します。

チャンディーガルのル・コルビュジエの作品としては「カピトル・コンプレックス」の「議事堂、総合庁舎、高等裁判所、オープンハンド、その他の記念碑群」が有名です。これらを普通に見学しても非常に素晴らしいのですが、今回は変わった見学方法を紹介します。それは「明け方」の「カピトル・コンプレックス」の「広場」です。ル・コルビュジエはスケッチブックに、「カピトル・コンプレックス」とその背後にあるヒマラヤ山脈を数多くスケッチしています。その彼が描いたイメージが最も美しく見られると思うのが、「明け方」の広場で、静寂の中、朝の淡い太陽の光が、建物のシェルエットを柔らかく映し、霞のかかった薄紫のグラデーションのヒマラヤ山脈を映します。見た瞬間に「これがコルビュジエのイメージか!!」と一人叫んでました。僕の技術では到底、この美しさを写真に取る事ができませんでしたが、参考程度にコンデジで撮った写真を載せておきます。撮影した時間は、午前4時前だと思います。

なおカピトル周辺は、警備が厳しくこんな朝早くに行くと怪しまれます(笑)、なので行く場合は、カピトルの建築の許可書を持って、尚且つ交渉を覚悟して行って下さい。

ウィキペデイアのオープンハンドの写真は、早朝の写真だと思われます。多分、あの写真を撮った人もあの時間帯が美しい!と思ったのでしょう。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ファイル:Chandigarh_Monument.jpg

チャンディーガル美術館の担当者Mr SD Sharmaにインタビュー

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Mr SD Sharmaは、チャンディーガルの美術館の担当者で、ピエール・ジャンヌレと密接に仕事をしていた人です。そこで、美術館とピエール・ジャンヌレと、そしてル・コルビュジエについてインタビューをして来ました。

オフィスはチャンディーガルではなく、衛星都市のパンチクラにあって、現在も現役で仕事をしています。

 

インタビューで確認したかった事は、美術館の施行図の保存についてですが、本来は政府の所有物なので、持っているけど、持っていないとの返答になってしまいました。ただ、枚数は100枚以上あったそうです。

それと、ル・コルビュジエの思想と都市計画の関係ですが、ピエール・ジャンヌレがモデュロールを使っていたのは間違いないようです。他にも基本的にル・コルビュジエの思想をピエール・ジャンヌレが反映していたと言っていました。

後は、非常に哲学的な話になってしまい、正直、英語が難しくて半分くらいしか解りませんでしたが、年老いた建築家の生き方を反映した言葉は、それだけで価値があるように思われます。

 

反省点としては、インタビューでは、相手が思っていなかった事さえも引出すのが重要だと思いますが、語学力が原因で、そこまでは至らなかった事。事前に英語で原稿を書いたので最低限はなんとかなったのですが、話を広げ、より核心へ迫る事が難しかったです。

 

とは言え、自分の論文にとって最低限必要な事は聞けたので、目的は達成できました。

 

ちなみに写真は、同行してくれたチャンディーガル建築学校の学生と、Mr SD Sharmaです。

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