YAMANA Lab.

東京理科大学 工学部第二部建築学科 山名善之研究室

ルイス・カーンが驚いたインドの遺跡マンドゥ

インド人若手有名建築家と地元ホテルのオーナーから、カーンが来たよ、と聞いて記事を書いたのですが、質疑がありB•V•ドーシに確認を行ったところ、カーンはマンドゥに来ていないそうです。しかし、逸話として、ドーシがiimaの完成後にマンドゥの写真を見せたら、彼がとても驚いたそうです。そして、「適切なプロセスを踏めば、すべての建築は同じようになる」みたいな事を言っていたそうです。ご質問ありがとうございました。(21.04.10追記)


アーメダバードの近郊にサルケジ・ローザという15世紀のイスラム王朝の建設した宮殿跡があります。貯水池を囲み、多くの宮殿やモスクが建てられています。インドの近代建築に影響を与えた1人であるル・コルビュジエがサルケジ・ローザを訪れ絶賛し、チャンディーガル都市計画のカピトルの造形に影響を与えた事でも一部では有名です。

インドの近代建築に強い影響を与えたもう1人はルイス・カーンですが、彼のインド経営大学アーメダバード校(IIMA)に驚くほどよくにたインド建築も存在します。それはマンドゥの遺跡群と呼ばれ、アーメダバードから700kmほど離れて場所にあり、サルケジ・ローザと同じくイスラム王朝によって建てられた貯水池を囲む宮殿跡があります。

配置計画は、サルケジ・ローザに似ていますが、建物の雰囲気はサルケジの軽やかさに比べて重厚です。マンドゥの特徴的なアーチは、半円の下に梁が入っている事です。IIMAの窓とアーチの構成に似ています。更に、インドで唯一サークル状の窓があります。また、同行した人に気付かされた事として、窓や出入り口、アーチの先に建物を含んだ風景があり、これもIIMAの特徴に似ています。これらの建築をカーンはみていなかったそうですが、後日、ドーシが写真をカーンに見せたところ、非常に驚いていたそうです。


カーンはここに10日ほど滞在しスケッチをしたそうです。

卒業後の記事の更新はこちらへhttp://juichi1.blog97.fc2.com/

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Category: Diary

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One Response

  1. tanaka より:

    飯田寿一様

    初めましてこんにちは!
    私は以前、篠原アトリエ、富永譲+フォルムシステムに在籍していた者でありますが、卒研に西洋美術館を扱い、アーメダバード、チャンディガールには1995年に訪れました。

    その後1998年に上記のサルケジ、マンドゥを訪れましたが貴殿のカーンのスケッチの記述にとても関心を得ました。
    私はカーンのスケッチに興味があり。過去、色々と調べていたのでありますが、カーンのマンドゥのスケッチを見た事がありません。
    もし御存知なら御手すきの時にでも教えて戴ければ幸いであります。
    では!

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